建設現場見学会を行いました

先月11月10日、小学生の工場見学を実施しました。

福島県県北建設事務所主催の建設現場見学会で、

桑折町立半田醸芳小学校5・6年生の工場見学会を実施いたしました。

今回は、当社が受注した【上名倉飯坂伊達線 天戸橋】の仮組立をしている工場を見学していただきました。

 

見学会の冒頭では、福島県県北建設事務所の渡辺課長より、

この天戸橋の工事がどのような内容なのか、説明をしていただきました。

工事概要について説明してくださっている渡辺課長

その後、実際の製造過程をまとめたスライドを使って説明をしていると、

児童たちの目の輝きが増え、興味津々な様子で説明を聞いてくださりました。

中には、気づいたことを必死にメモを取られている熱心な児童もおり、弊社としても大変うれしく思いました。

製造→現場架設の説明を熱心に聞く児童たち

 

その後、安全のためにヘルメットを着用し、工場の見学へ。

工場内では、児童を2班に分け、鉄と鉄をくっつける溶接見学の班、溶接部分の検査体験の班に分かれて交互に見学してもらいました。

目を保護する安全マスクを装着。初めての光景に食い入るようにみてました
スライドの写真で使用していた器具で検査を体験。器具が想像よりも重かったという声も

 

工場の見学会が終わると、事務所に戻って、天戸橋に関する〇×クイズを実施!

各々の考えの〇×を挙手形式で回答し、正解したら歓喜の声、間違えてしまったら残念な声などが飛び交っていました。

見事正解者には、主催の県北建設事務所より“紙の組立模型の工作物”をプレゼントがありました。

 

当たっているかどうか不安に思いながらも〇か×を選択する児童たち。全員が楽しそうな表情をしていました

 

子どもたちは実際のものづくりの現場に触れ、自分たちが普段使用している橋がどのように作られているのか、
終始興味津々な様子で見学していました。

当社の社員からも、
「子どもたちの新鮮な反応や感想を目の当たりにすることができて、
今自分たちが行っている仕事が本当に地域のためになっているんだという実感が持てた」と嬉しいお言葉を頂きました。

 

この見学会を通じて、生活を支えるものづくりの仕事に少しでも興味を持ってくれたら、

大変うれしく思います。

 

私たちは、次世代を担う若い世代が、技術や工業の世界に関心を持ち、

未来のものづくりに貢献してくれることを願っています。